ネタバレ無し Switchファイアーエムブレム風花雪月レビュー
つい最近、3週目青ルートをクリアしました
ファイアーエムブレム風花雪月のレビューです
私の過去作プレイ経験は、紋章の謎(SFC版)を途中まで、聖戦の系譜途中まで、烈火の剣エウリッド編までクリアした位のにわかFEユーザーです
昔から一部のユーザーにはキャラ人気も高いですが、昭和世代にとってファイアーエムブレムは難しいシュミレーションゲームの代表格です
紋章の謎では訳も分からずシーダを単騎特攻させて弓で一撃で落とされるという洗礼を受けております
プレイ時間:90時間(1週目 赤ルート、ノーマル・カジュアル)
どんな方にオススメ?:キャラゲーが好きな人
巷では覚醒辺りからキャラゲー要素が濃くなっているみたいですが私はプレイしたことが無いので、SFCやGBA版のFEや他のキャラ要素がとても高いゲームと比較すると、現段階ではキャラゲーとして一つの完成品と言っても過言では無いでしょう
私の印象ですがGBA以前はキャラ3:ゲーム7ですが、今作はキャラ7:ゲーム3といった比率に感じます
後述しますが私の中で特にポイントが高かったのは、周回プレイする事があまり苦にならないという点ではペルソナ3~5より上です
では風花雪月をプレイしてみての実際の体感がどうだったのか?
シュミレーション部分:難易度はノーマルならゲームが苦手な方でも大丈夫だと断言できます。その理由は、レベル上げができるフリーマップが存在するからです。
ただ歯応えのある難易度を求める方は、ルナティックが良いみたいです。
最近のFEではキャラのロスト(HPが0になったら二度と使えない)するか否かを選択する事ができますのでFEの世界は好きだけどシュミレーションでストレス溜まるのは嫌という方にも安心です
後、ユニットのクラスチェンジも過去作とは違いドラクエ3並の自由度があるので、お気に入りのキャラクターを好きなクラスにして遊ぶ事が出来ます
例として、魔法に適正のあるキャラをアーマーナイトにして運用する事が出来ます
但し、男性キャラをペガサスナイトにする事はできません。さすがに性別の壁は超えられないようです。
学園生活部分:今作で初めて実装されたパートです。今作は主人公が学校の先生なので、生徒を自由に育成できます。そして面倒くさいので育成しないという事も出来ます。おまかせにもできるので、難易度ノーマルなら2週目以降はおまかせにしてサクサク進めても良いでしょう。また散策と言って、ペルソナ345みたいマップを歩き回って色々とできます。当然、散策だとキャラの支援を上げる、クエストの受注と消化、主人公の指導力強化と特に1周目は確実にやった方が良い要素がありますが、散策をやらない選択肢もあります。2週目でメインストーリーのみを消化したいなら、散策を飛ばして進めるのも良いでしょう。但し、支援会話を埋めたい場合は、二週目でも散策は欠かせません。
キャラゲー部分:キャラ付けはオタ向けな部分もあり、私から見て魅力的な女性キャラがビジュアル面も込みでとても多いのですが、特に一番凄いのは私自身から見て魅力的な男性キャラも多い事でしょうか。キャラクター数が多いとは言え、普通は男性が男性キャラに魅力を感じるのは滅多にありません。しかし、この作品はとにかくキャラクターの魅せ方が上手いのです。元々FEは、古くは聖戦の系譜からキャラ同士の会話があります。これの一番良いところは、あるAというキャラを掘り下げるのにBとの会話、Cとの会話と主人公には見せない一面を見る事が出来る点です。大抵のキャラゲーは主人公とだけは深い関係になりますが、他キャラ同士の関係は割とあっさりしてます。しかしFEは他キャラ同士でも深い関係となるため、1キャラに対して複数の視点から内面を覗き込めるので、キャラの良い部分悪い部分を余す事無く堪能できます。
周回について:本作のストーリーは2部構成、そして3学級から担任になりたい学級を1つ選択する形をとってます。大抵のゲームでは、こういう構成って操作するキャラが違うだけ、1部と2部が分かれてても話の大筋は8割程、他ルートと被ってるんだろう? と思われますが本作は違います。
シナリオは、1部の大筋は9割酷使してますがテキストの被りはほぼありません。
各学級毎に解釈と視点の違い、またクラス分けは国毎に分けているため各クラスの級長の思惑を垣間見たりと、普通のRPGの周回と違い、序盤から終盤までかなり違いがあります。
特に2部に至っては担当する学級毎に違います
さらに赤と青ルートは人間同士の争い、黄と第4ルートは世界観の掘り下げとエンディングを向かえるまでの過程で明らかになる事実が分かれるので、シナリオやキャラをメインにプレイする場合は最低でも2周する事をオススメします。
シナリオ自体は若干ガバいところはあるものの、因果関係はきちんとしてますし何よりキャラクターが魅力なので、それらに比べたらガバガバな部分なんて些細な事です
色々と語り尽しましたが、もし良質なキャラゲーを求めてるならファイアーエムブレム風花雪月は絶対にオススメの1本です
さらに最近発売した新サクラ大戦とは違いフルボイスです。名前のないモブ、シナリオ分岐、キャラの生死によるテキスト変化、特定のキャラの戦闘前会話に至るまでキャラが話してる部分はフルボイスです。あ・・・主人公の名前だけは呼んでくれませんw
余談 プレイ時間に尻込みしてる方に
本作のRTAで観たのですが、ノーマル・クラシックで2時間25分でクリアできるみたいです
散策は最低限、テキストは飛ばしまくり、戦闘アニメオフ、敵のAI行動はスキップ等色々と工夫してます
私自身がそうだったんですが本作で一番時間かかるのは支援会話回収と好き勝手に育成する事なんですよね
じっくり育成しながら進めると大体時間かかります。余計な事を飛ばすだけでかなりの時短になります。キャラゲーなので支援会話を回収しないのは勿体ないですが・・・
第十三機兵防衛圏【個人的に良い点、悪い点】
このブログは、Proじゃないため記事は全文表示となります
そのためネタバレは回避しますが、察しの良い方が見ると感づいてしまう事があるかもしれませんがご了承ください
そんなわけで第十三機兵防衛圏の良い点と悪い点を粛々と書いていこうと思います
・悪い点
複数主人公系のテキストアドベンチャーには、1キャラをある程度進めるとロック状態となりゲーム進行を強制的に止められます。その解除条件として、他キャラを進行させますが、本作はそれに加えてバトルを進める事が条件として出てきます。
バトルの最終面ならともかく、それまではせめてアドベンチャーとバトルの各パートは自由にやらせてほしかったです。バトル自体は低難易度にすれば苦戦はしませんが・・
2・バトル 後半のステージは4種類ある機兵の内、第二世代がどうも腐る
このゲーム、後半になると攻略に必須の武装があるのですが第二世代はそいつを搭載してないくせに移動が遅く、かといって近接の第一世代みたいに火力や耐久力を上げる事も出来ないので、おとり(作中ではガーディアン)を設置して適当に雑魚処理をしてました
ちなみに雑魚処理なら長射程の第三世代、ファンネルを搭載してる第四世代があるので、もうちょっと第二世代が使いやすいとストーリーを進めつつも難易度を上げても良かったかもしれません。ちなみに第二世代は、汎用型らしいです。バトルを気持ちよく攻略するなら、第二世代は本気で要らないと思います
3・バトルの評価 最高のSランクを取らないとアーカイブが埋められない仕様は止めてほしかった
このゲーム、アドベンチャー、バトルに加えて3つめのパート アーカイブがあります
今まで見たイベントの再生やゲーム内に登場したキャラクターや専門用語の詳細が載ってるので記憶力が乏しい私はとても重宝しました
問題は、Sランク報酬に専門用語が存在する事です
PS4何だしSランクはせいぜいトロフィーコンプしたい人向けにしてほしかったです
私が低難易度でバトルを進めた理由の一つです。低難易度なら簡単にS取れますので
・良い点
1・各主人公が最終決戦に出撃するシーンは感慨深いです
単純に私の趣味ですねw
各キャラ、それぞれ意を決して機兵を呼ぶシーンはたまらないです
2・とあるバトルに流れる劇中歌がシナリオ上、最高のシチュエーションで流れる
このゲームは、色んなSF作品のオマージュが散りばめられてます
ロボット物で大軍と戦う時に歌を流すのは、完全にマクロスのオマージュです。スーパーロボット大戦でもあったくらいです。
劇中歌自体は決してインパクトがあるものでは無いですが、何度か聞く内に曲が欲しくなるスルメみたいな曲です
それなのにバトル中に流されると名曲に変わるのだから不思議な物です
ゲームの仕様とは言えバトルの最中、歌が途切れた時はショックでした(シナリオ上の仕様なのでバグじゃないですよ)
3・アドベンチャーでシナリオがちんぷんかんぷんになっても後で整理できる事
タイムトラベルと複数主人公の組み合わせのシナリオ進行が単純なわけありません
私もそうなんですがとにかく時系列が把握しきれない事が多々ありました
しかし、前述のアーカイブパートが本当に良い仕事をしてます
特にエンディングを迎えた後は、全員分のイベントが時系列で並べられるので途中シナリオが頭からすっぽ抜けてもすぐに保管できます
以上です
お値段が高いしシチュエーションも非常にコアなので、なかなか勧められないのですがもしPS4プラスのフリープレイや他のコンソールに移植されお買い得になったらプレイしてみてください
私はもし他コンソールに完全版としてシナリオに追加(追加する余地は無いと思いますが)または捕捉があったら多分買うと思います。
恋愛がらみの経緯は、もうちょっと深掘りしてほしかったかも
グラフィックやバトルパートの強化なら買いませんが・・・
ネタバレ無し PS4第十三機兵防衛圏レビュー
konozamaを食らって発売日から二日程遅れてからプレイを開始
つい先日、エンディングを見ました第十三機兵防衛圏のレビューです
プレイ時間:35時間
どんな方にオススメ?:PVやパッケージイラストを見て惹かれるものを感じた人だけ
加えて、テキスト系ゲームやSF関連のメディアへの経験値が低ければ低い程良いです
最初の記事でも書きましたが私はアラフォーのオッサンです
そしてロボット物は大好きなので体験版をやらずにAmazonでポチりました
アトラスだしヴァニラウェアだし大丈夫だろうというのもありますが・・・
そんな昭和生まれの人間がプレイ中盤からエンディングを見た時に思った事があります
それは、このゲームは発売が20年遅かった・・・
当たり前ですが、そのような思いに至る経緯はちゃんとあります
それは私が学生の頃に発売してたゲームは、プレイステーションやセガサターンが現役バリバリの時代
この頃は、シナリオを推すアドベンチャーやノベル系のゲームの黎明期と言っても過言では無いでしょう
私がプレイしただけでも久遠の絆、この世の果てで恋を歌う少女YU-NO、Eve burst error、逆転裁判123があります。アダルトになれば雫、痕等々・・・・そこから少し時は経ちますが、ひぐらしのなく頃に、428、シュタインズゲートもプレイ済みです。マヴラヴオルタネイティブは、一応クリアしましたが、あまりに回りくどすぎてちょっとしんどかった・・・
私は未プレイですが他にも代表的な作品としてやるドラシリーズ、Desire、スーファミの時代に遡れば弟切草、かまいたちの夜があります。後は、月姫やFateも忘れてはいけません。
さてさて、そんな感じである程度有名どころのテキスト系ゲームをプレイ済みだったり、有名なSF用語を知ってる人間がプレイしました
すると恐ろしい事に新鮮な驚きを感じられなかったのです
よく神ゲーと称されるものは、記憶を忘れてもう一度やりたいと言われる事があります
しかし本作は、SFやテキスト系のエンタメにある程度触れた人間が神ゲーと賞賛を送るには、今まで触れてきたメディアの体験を全て忘れる必要があります
ネガティブ寄りな事を書いてきましたが、それはあくまで個人的に発売したのが遅すぎたなぁと思っただけであり、本作は普通に面白いです
どんなゲームかは、公式PVを見るのが一番なので割愛します
まずアドベンチャーパートですが、構成や伏線の張り方はグッドです(まぁここが死んでたらクソゲーですね)
キャラクターはオタ向けの大袈裟な個性が無いものの、美しい2Dキャラが程よく動く事と青春物が相まって愛着がわきます
ただ難点は本作はもう一つバトルパートというものがあり、割と序盤でバトルパートに突入します
アドベンチャーパート=追想編=最終決戦までの経緯を描いており
バトルパート=最終決戦というシチュエーションなので、早い段階で13人の主人公はみんな協力する事が判明します。
つまり13人の主人公の視点で描くアドベンチャーパートの楽しみが削がれます
キャラは個性的ですが決して強烈では無い、13人は協力する事がわかりきっている
あらゆるメディアで個性的なキャラクターが溢れてしまってる現代ではかなりのマイナス要素なのですが、それでも本作はミステリーの部分でしっかりとアドベンチャーモードを楽しめます
尚、私はオタ向けのキャラが大好物な人間なので、ミステリーの部分よりもゲームプレイ中に考察した世界観の答え合わせをしていく感覚でゲームをプレイしてました
これもテキスト系ゲーム経験がある人の弊害です
後、前述にも述べたバトルパートですが、リアルタイムストラテジーです
しかし難易度はバトル開始直前なら切り替えられますので、最初は高難易度でやって、きつくなったら低難易度にできますので、シュミレーション系が苦手な方でも大丈夫でしょう
ちなみに私はストーリーを楽しむために買ったので全部低難易度で進めました
最後に重ねて言いますがアドベンチャーパートは普通に面白いです
PVやパッケージを見て、惹かれるものを感じたなら買っても損は無いと思います
逆に言えば、ロボット+SF+タイムトラベル+青春物と人を選ぶ世界観なので、何だかなぁと思ったら避けた方が良いです・・・お値段が高いので
・余談
私の推しは、男性キャラなら比治山隆俊
こいつのせいで焼きそばパンが食いたくなる
とあるキャラとの絡みに関しては唯一2019年に発売したんだなぁと感銘を受けました
女性キャラなら薬師寺恵です・・・正統派ヒロインって感じです
世界観の都合上、脇役の輪島と美和子が出てくると癒しになります
開設したからには最低限書きたい事
私は基本的に暇な時はゲームプレイや動画を眺めてる引き籠りです
なので取りあえずは今年プレイしたゲームのレビューをダラダラを書いていこうと思います
ゲームレビューの方針はただ一つ、核心を突くネタバレは書かない、以上!
当たり前ですね
ついでに言えばブログの書き方は、かなり雑です
文章に落とし込めたら大体満足すると思うので、文字のフォントサイズやらカラーとかは気が向いたらがんばる程度です
ではでは書く予定のゲーム一覧はこんな感じです
- 第十三機兵防衛圏
- ポケットモンスター ソード
- モンスターハンターワールド(アイスボーン込み)
- ファイアーエムブレム風花雪月
- アストラルチェイン
以上です